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銘柄分析 PR

【NAPA】ワイン銘柄ダックホーン・ポートフォリオ(米国株)

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは、不燃ごみ(@hunenkanengomi)です。

なんとなんと、開設以来初の銘柄記事になります。

ワイン好きな私にとっても楽しみな銘柄紹介です。

私なりに頑張って調べてみましたので、お手柔らかに。。。(TOEIC200点)

この記事はこんな人に役立つかも!!
  • $NAPAについて知りたい人
  • ワインが好きな人
不燃ごみ

早速見ていきましょう!!

どんな会社?

ソース画像を表示
概要ザ・ダックホーン・ポートフォリオは米国のワイン醸造会社。高級ワインの生産に従事する。「ダックホーン・ヴィンヤーズ」、「デコイ」、「ゴールデンアイ」、「パラダックス」、「マイグレーション」、「キャンバスバック」、「カレラ」、「コスタ・ブラウン」、「グリーンウィング」、「ポストマーク」などのワインブランドを展開する。オムニチャネルを活用した販売戦略にも注力する。
英文社名Duckhorn Portfolio Inc (The)
本社所在地1201 Dowdell Lane Saint Helena, CA 94574 USA
電話番号707 302-2658
設立年月日2016年9月
代表者名Mr. Alex Ryan
業種分類一般消費財 (Consumer Products)
市場名NYSE(ニューヨーク証券取引所)
従業員数413人
ウェブサイトwww.duckhorn.com
参照元:ザ・ダックホーン・ポートフォリオ【NAPA】:企業情報/株価 – Yahoo!ファイナンス

ダックホーン・ポートフォリオは2021年3月にIPOしたばかりの銘柄になります。

ワイン作ってる会社ですね。

1976年にダックホーン・ヴィンヤーズの立ち上げでダン・ダックホーンとマーガレット・ダックホーンの夫妻によって設立されました。

40年以上の歴史があるんですね。

ティッカーシンボルで$NAPAとされているように、本社はカルフォルニア州ナパ郡にあります。

ナパ郡と言えば広大なブドウ園や大小のワイナリーが存在するワイン造りの名所ですね。

会社のミッションとしては

【北米や世界の高級ワインが飲まれる場所で、私たちのワインが注がれ、楽しまれること。】

ということで主に高級ワインを提供しているんですね。

どんな商品を作っているのでしょうか。

主な商品

高級ワインということで ダックホーン・ヴィンヤーズをはじめとして、デコイ、ゴールデンアイ、パラダックス、マイグレーション、キャンバスバック、カレラ、コスタ・ブラウン、グリーンウィング、ポストマークなど数多く取り扱っています。

LOGO
引用元:S-1/A (sec.gov)

メルロー中心の赤ワインが多いですね。

メルローはタンニンが程よく含まれていて口当たりが良いので私も大好きです。

不燃ごみ

お肉の煮込み料理なんかに合うよね~

さて、そんな中でもダックホーンのメルロー・ナパバレー・スリー・パームス・ヴィンヤード2014なんてワインは2017年の【ワインスペクテイター】で95点を獲得しています。

【ワインスペクテイター】とは、1976年に5000部以下のタブロイド紙として始まった米国のワイン雑誌ですね。

今では、アメリカで260万人のワイン愛好家に読まれている【世界で最も読まれているワイン雑誌】の1つだそうです。

まあでも95点ってどんなもんなんでしょうね。

毎年15,000本以上ものワインをレビューしている【ワインスペクテイター】では100点満点方式で、ワインを以下のように点数化しています。

  • 95点~100点
    クラシック🍷素晴らしいワイン
  • 90点~94点
    優れたキャラクターとスタイルを持つワイン
  • 85点~89点
    非常に良い🍷特別な性質を持つワイン
  • 80点~84点
    良い🍷しっかりとした造りのワイン
  • 75点~79点
    平凡なもの🍷軽度の欠陥があるワイン
  • 50点~74点
    推奨しない

参照元:Wine Spectator Home

すごい!!

一番上の評価ですね!!

実際のサイトにもトップ100で表示されています!!

参照元:トップ100ワイン|のすべてのリストワイン・スペクテイターズ・トップ100 (winespectator.com)

というか推奨しないとかある意味すごいですね。

これだったら載せられないほうがましなような。。。

また他の年代も調べてみると、同じく ダックホーンのメルロー・ナパバレー・スリー・パームス・ヴィンヤード 2017が2020年に96点を獲得していました。

参照元:トップ100ワイン|のすべてのリストワイン・スペクテイターズ・トップ100 (winespectator.com)

強し!!

ここまでくると ダックホーンのメルロー・ナパバレー・スリー・パームス ・ヴィンヤードというワインが非常に気になってきます。

きっと高級なんでしょう。。。

と思いきや意外とリーゾナブルなお値段。

その額、

13,000円ほど!!

株を買うより断然安い!!(感覚麻痺)

ちょっと注文してみたくなってきたので、またレビューでもしてみます。

画像に書いてある通り他のボトルも基本的に20‐200ドルの価格帯で販売しているようで、庶民でも手が届く高級ワインというのもいいですね。

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業績

そんなダックホーン・ポートフォリオですが、業績はどのようになっているでしょうか。

LOGO
引用元:S-1/A (sec.gov)

右肩上がりで伸びていますね~

左側が売上高で、右側が調整後EBITDAです。

ところで 調整後EBITDA ってなんなんでしょうね。

引用元:EBITDAとは?営業利益とのちがいや計算方法までわかりやすく解説 | スピードM&A (speed-ma.com)

イメージとしてはこのような感じになるようです。

簡単に言うと税金などの控除をする前の利益になるので、本業で稼いだキャッシュフローということですね。

こちらは会社を買収などする際の企業の価値を純粋に表す指標になるので、日本のみならず世界で通ずるものになるんですね。

ふむ(なるほど理解した。)

また、2021年6月に発表された四半期決算では

FY21Q3(2‐4月期)
EPS:0.17ドル(予想0.07ドル)
売上高:9,040万ドル(予想7,610万ドル)
売上高成長率:前年同期比+32%

ということで好決算でしたね。

次回の9月が気になるところです。

競合

こんな期待できそうなダックホーン・ポートフォリオですが、競合などはどうなってるんでしょうか。

現在米国には何千もの企業がワインを提供しているようですが、業界の売り上げとしては上位数社に集中しています。

IRIの売上価値データによると、2020年12月27日に終了した52週間の期間で、オフプレミスの米国産ワイン販売の50%近くがE&Jガロ、コンステレーション、トリンチェロ、ジャクソンファミリーワイン、ステミシェル、ワイングループによって生み出されました。

売り上げの半分が6社くらいで占めているんですね。

それでも1社10%いかないくらいだと思うので、一社一強というわけではなさそうです。

またこれらの企業の平均オフプレミス販売価格は$7.97で、ダックホーン・ポートフォリオの平均は$20.24とIRIによって測定された米国のワインサプライヤーのトップ10の中で最も高かったようです。

高級ワイン様々ですね。

そのおかげか、IRIの売上価値データによると、2020年12月27日までの52週間の間に、オフプレミス売上高は前年比34.1%増加し、ワインサプライヤートップ15社の中で最大の増加となりました。

LOGO
引用元:S-1/A (sec.gov)

しっかり差別化できているように感じますね。

リスク

一方でリスクはあるのでしょうか。

気候

一つはやはり気候だと思います。

ワインはブドウから出来ていますので、日本でいうお米と同様によく取れる年と不作な年などばらつきがあります。

毎年良いブドウが取れるとは限らないんですね。

加えて最近では地球温暖化の影響で、冬が暖かくなったことによりブドウの発芽が早くなったようです。

これにより遅霜のリクスが劇的に上がり、収穫が例年の半分になった年もあるとか。。。

こればっかりは収穫できるよう祈るしかないですね。

消費量

もう一つはワインの消費ですね。

引用元:2020年世界ワイン消費は2002年以来最低、中国が17.4%減少…OIV | WINE REPORT

こちらは世界でのワイン消費の推移を見たものになります。

2020年はコロナの影響があったのか、2.8%減少し2002年以来最低を記録しました。

ワインって家で飲むよりお店とかで飲む方が多いと思うので、そのせいですかね。

確かに祝い事とかで飲むイメージありますもんね。

自宅で飲む人はかなりの通だと思います。

あとは若者のお酒離れも心配なところです。

フランスの1人当たりワイン消費量
引用元:「ワイン離れが止まらない」フランス人がワインの代わりに飲み始めたもの 日常的にワインを飲む成人は16% | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

こちらの記事ではあのワインで有名なフランス人のワイン離れという内容が書かれています。

明らかに消費量が減っていますね。

特に若者の消費量がものすごく少ないらしいです。

確かに私も新入社員の頃は毎日家で晩酌をしていましたが、今ではほとんど飲まなくなりました。

なんかコロナ禍で色々変わった気がしますね。

アフターコロナでどこまで伸びるか興味が湧くところです。

市場性

しかしながら、ワイン市場自体は2025年までに+8.5%で増加するという報告もされています。

参照元:Statista分析:2021年の世界のワイン市場は増加 | 株式会社ミレジム (millesimes.co.jp)

なんだかんだワインの消費量トップ国はアメリカなので、ここが減ってこない限り大丈夫なのかもしれません。

また、最近では中国のワイン消費量増加率が顕著となっていて、市場としては伸びしろがあるとしてターゲットにされているようです。

ここも注目すべき点なのかもしれませんね。

チャート

参照元:Investing.com

前回の好決算を受け上場来高値であった20.73ドルをブレイクしています。

思い切り上がりましたね~

そこからダレてきましたが、今度は下値支持線として機能して綺麗に反発していますね。

私この銘柄はオニールさんの言う通り上値抵抗線をブレイクして買ったので、現在含み益になっています。

他の銘柄もこの通りできたらいいんですけどね~(白目)

しばらくは20から24の間でボックスを形成するかもですので、次買うとしたら上場来高値の24.55をブレイクしたときか、ボックス下限の20ドルくらいでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

初めての銘柄記事にしては良いのが書けたと満足してます(頑張った)

最終的には皆さんみたいな詳細な銘柄分析ができるようになりたいものです。

私の感覚としては、ワイン供給企業がたくさんあったので少し心配な部分がありますが、高級ワインとして競合よりも単価が高く差別化できているのは評価できるなあと感じました。

あと懸念点と言えば、その高級ワインがどの年代に好まれているのかということですね。

比較的年配な方に好まれているのであれば、長期的には少し不透明な部分が多いと思います。

将来的に飲む人が減ってしまいますからね。

今日話した内容

  • どんな会社?
  • 主な商品
  • 業績
  • 競合
  • リスク
    ・気候
    ・消費量
  • 市場性
  • チャート
不燃ごみ

個人的にはワインは好きなので、応援していきたい企業です!!

※銘柄や投資を推奨するものではございません。 あくまで自己責任で!

取り扱いがある証券会社は、SBI証券や楽天証券、マネックス証券となっております。

ではでは今日はこの辺で。。。

レッツFIRE転生!!

ABOUT ME
不燃ごみ
31歳の会社員です。夫婦でFIRE転生するために資産運用していく日常をブログにアップしていきます。アニメ、旅行、カラオケが大好きです。 サイドFIRE(セミリタイア)するために意識していることや実践していることに加え、お金や仕事の話、アニメの紹介なんかを書いています。

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