こんにちは、不燃ごみ(@hunenkanengomi)です。
つい先日、政府の総会で退職金の一律課税案が出ました。
そちらに関して本日は世間の反応を踏まえて私の考えをお話したいと思います。
この記事はこんな人に役立つかも!! - FIREしたい人
- 投資をしている人
これっていいことなの?
私たちにとったらね~
今回の内容
この内容は政府の税制調査会が10月18日の総会で所得税の在り方に関して議論している中で出てきた案です。
これまでは勤続20年を超えると1年あたりの控除額が増えるという、終身雇用が前提となった制度になっていました。
転職をためらう要因にもなっているため、「生産性が高い分野に資本や人が移動しやすくなる税制にすべきだ」と指摘する委員もいたそうです。
日本人って転職少ないもんね
海外に比べてもね~
そうなんです。
日本人って転職率が海外に比べると非常に低いんですよね。
マイナビの調査では2021年度は転職率が最も高く7%という結果だったそうです。
しかし、外に目を向けてみるとアメリカでは18歳から46歳のあいだに11以上の仕事を経験する、転職未経験の割合は30%なんて言われています。
それに対し日本は勤続年数20年以上という人が23%。
世界に比べると日本の転職率がまだ低いことは目に見えて明らかです。
そしてその要因は終身雇用制度、また20年以上働くと退職金の控除額が増えることなのでしょう。
今回の案が通るとより新しい働き方が主流になってくるかもしれません。
世間の反応
ではこれに対し世間はどのような反応だったのでしょうね。
私がまず一番に見たのはこちらの記事でした。
長く勤めても関係なし!「退職金」一律課税案に非難轟轟「働いたら負け」「勤労意欲なくなる」 (msn.com)
非難轟轟と書かれている通りマイナスのイメージを受けています。
というかこれ読者の不安を煽っているように思えるのですが実際どうなんでしょう。
Twitterも見てみました。
非難している人が多いのですが大半の人がどうやら勘違いしていますね。
退職金には今まで税金がかかっていないような言い方。
教養というか文章の読解力というか、表面上の情報で判断する人が如何に多いかが分かるいい例です。
こんな人ばっかりだから良いように利用されるんだよね
自分で調べて自分で考えないと生き残れないよ
ただ一方で惑わされていない人も一定数いて安心しました。
そりゃ株クラでもインフルエンサーのカモにされるわけです。
しっかり自己防衛していきましょうね。
FIRE民には大歓迎
というわけで私は今回の案は大歓迎です。
私自身も、サイドFIREの計画を立てる際に20年は働くということを考えていました。
もちろん退職金の控除が増えるという理由からです。
ただ、20年っていうと大卒ストレートの22歳で入社しても42歳なんですよね。
最初は40歳でサイドFIREを掲げていましたので、状況によってはあと2年くらい働いても良いかなって思っていました。
ただ、今は35歳が目標なので控除はもうどうでもいいです。
だから無関係というところが大きいですね。
しかし、以前の記事で述べた通り今後日本が大逆転するには終身雇用制度を廃止し、成果報酬型で優秀な人が沢山お金がもらえる制度にすべきだと考えています。
その1歩として今回の案は非常に良いのではないでしょうか。
さらに言えばサイドFIREをする=他の仕事をするということなので転職がしやすい環境のほうが選択肢が広がるようにも思えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本日は話題になっていた退職金の一律課税案に関してお話しました。
国が色々な政策をする中、自己責任の世の中になってきています。
自分のことは自分で面倒を見る、そんな気持ちでしっかりと情報収集し対策していきたいですね。
- 今回の内容
- 世間の反応
- FIRE民には大歓迎
ではでは今日はこの辺で。。。
レッツFIRE転生!!