こんにちは、不燃ごみ(@hunenkanengomi)です。
2024年から始まる新NISA。
開始まで残り一か月ほどになり、買付方法は積立か年初一括がいいのか、日々議論が行われています。
そこで本日はオールカントリーを買う場合、どのようにすれば一番利益が出るのか試算してみました。
この記事はこんな人に役立つかも!! - 新NISAをする人
- オールカントリーを買う予定の人
年初一括が最強なんじゃないっけ?
それが案外そうでもなかったんだよ
試算してみると。。。
今回は私が新NISAで買う【eMAXIS Slim 全世界株式】、通称オールカントリーで試算してみました。
こちらは2023年の11月でちょうど5周年を迎えたんですよね。
ということで、新NISAもちょうど最短5年で埋めれますので以下の条件で試算してみました。
- 期間は2019年‐2023年
- 買付額は成長投資枠分の240万/年
- 比較するのは3つ(毎月積立/年初一括/年初最安値でのタイミング投資)
- 2023年12月の分は本日付け
- 最終の価格は20,772円(本日付け)で計算
それでは結果からいきましょう。
毎月積立、年初一括、年初最安値でのタイミング投資ではどれが一番儲かったのでしょう。
結果はこちら!!
👑タイミング投資👑
ずばりタイミング投資が最も儲かりました。
価格はこの通り。
タイミング投資:21,731,289円
(+8,731,289円)
年初一括 :19,646,299円
(+6,646,299円)
毎月積立 :18,268,388円
(+5,268,388円)
毎月積立との差は300万以上もあるんですね。
これは侮れません。
細かなところを見てみましょうか。
2019年
2019年1月 | 8,926 |
2019年2月 | 9,905 |
2019年3月 | 10,418 |
2019年4月 | 10,763 |
2019年5月 | 10,437 |
2019年6月 | 10,247 |
2019年7月 | 10,757 |
2019年8月 | 10,458 |
2019年9月 | 10,463 |
2019年10月 | 10,266 |
2019年11月 | 10,884 |
2019年12月 | 11,184 |
平均 | 10,392 |
年初 | 8,926 |
最安値 | 8,926 |
2019年は1月が最も安く、その後右肩上がりに上昇していきました。
つまり年初一括が最も得をした年になりますね。
2020年
2020年1月 | 11,828 |
2020年2月 | 11,987 |
2020年3月 | 10,569 |
2020年4月 | 8,852 |
2020年5月 | 9,951 |
2020年6月 | 10,982 |
2020年7月 | 10,934 |
2020年8月 | 11,410 |
2020年9月 | 11,764 |
2020年10月 | 11,488 |
2020年11月 | 11,769 |
2020年12月 | 12,534 |
平均 | 11,172 |
年初 | 11,828 |
最安値 | 8,320 |
2020年はご存知の通りコロナショックがあった年になります。
最安値で投資できていれば最も儲かることができました。
また年初一括よりも積立のほうが得でもありましたね。
2021年
2021年1月 | 13,142 |
2021年2月 | 13,546 |
2021年3月 | 13,556 |
2021年4月 | 14,544 |
2021年5月 | 14,860 |
2021年6月 | 15,184 |
2021年7月 | 15,619 |
2021年8月 | 15,611 |
2021年9月 | 15,949 |
2021年10月 | 15,360 |
2021年11月 | 16,739 |
2021年12月 | 16,108 |
平均 | 15,018 |
年初 | 13,142 |
最安値 | 13,130 |
2021年も2019年と同様に年初から右肩上がりだった年になります。
年初より安い時期もありましたがほんの誤差程度です。
こういう時は毎月積み立てると本当に勿体ないですね。
2022年
2022年1月 | 16,839 |
2022年2月 | 16,093 |
2022年3月 | 15,547 |
2022年4月 | 17,021 |
2022年5月 | 16,668 |
2022年6月 | 16,799 |
2022年7月 | 15,995 |
2022年8月 | 16,846 |
2022年9月 | 16,862 |
2022年10月 | 16,529 |
2022年11月 | 16,772 |
2022年12月 | 17,102 |
平均 | 16,589 |
年初 | 16,839 |
最安値 | 15,269 |
2022年は上げたり下げたり、いわゆるヨコヨコ相場でした。
こういう時は積立のほうが年初一括より優れていますね。
ただ安値でがっつり買うことができれば、タイミング投資が最も安く仕入れることができました。
どちらかというと玄人寄りの相場ということでしょうか。
2023年
2023年1月 | 16,121 |
2023年2月 | 16,947 |
2023年3月 | 17,208 |
2023年4月 | 17,016 |
2023年5月 | 18,019 |
2023年6月 | 18,242 |
2023年7月 | 19,513 |
2023年8月 | 19,827 |
2023年9月 | 20,149 |
2023年10月 | 19,447 |
2023年11月 | 19,582 |
2023年12月 | 20,772(本日付) |
平均 | 18,570 |
年初 | 16,121 |
最安値 | 16,121 |
今年も2019年や2021年と同様に右肩上がりの年でした。
年初一括が一番安い時期と言うことですね。
12月はまだなので、本日11月21日時点での価格を示しています。
ここから見えてくること
さて、ここまで見ていかが思われたでしょうか。
私はと言うと。。。
年初一括でいいんじゃね?
このように思いました。
だって積立よりも100万以上勝っているんですよ。
何も考えずにポンと買うだけです。
タイミング投資のように相場を確認する必要すらありません。
ただ注意しなければいけないことは、オルカン自体ができてまだ日が浅い商品ということもあり、基本的に上昇相場しか経験していません。
これが1年中右肩下がりの相場であるなら、確実に年初一括は損をします。
これまでの5年が右肩上がりであっても、今後の右肩上がりが保証されるものではありませんからね。
そう考えるとやはりタイミング投資にチャレンジしたくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本日は新NISAでオルカンを買うなら、成長投資枠をどのように投資すればいいのか考えてみました。
ごちゃごちゃ考えるのが嫌な場合は毎月積立が無難ですね。
ただ、タイミング投資との差は5年で300万以上になるので、上手くいけばものすごい差になる可能性を秘めています。
さあ、どうしましょうか!!(悩)
- 試算してみると。。。
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年 - ここから見えてくること
それでは今日はこの辺で。。。
レッツFIRE転生!!