こんにちは、不燃ごみ(@hunenkanengomi)です。
この間祖母の家に行った時のこと。
年寄りはお金かかんないよ~月に5万くらい
なんとこんな発言を聞いてしまいました。
ちなみに祖母は現在80歳の一人暮らし。
本当にそうだったらサイドFIREの計画も余裕が出てくるんじゃないかと思い、今回少し調べてみました。
この記事はこんな人に役立つかも!! - 老後の生活費が気になる人
- 将来いくら必要か知りたい人
本当だったら年間60万で生活できんじゃん
世間はどうなんだろうね~
高齢者の平均支出
というわけで早速調べてみました。
本日参考にした資料は総務省統計局が出している2022年度の「家計調査年報(家計収支編)」です。
一般的な高齢者は65歳以上と言われているので、60代と70代を見てみましょうか。
60代は月間の支出が299,362円。
70代は237,203円です。
聞いてた額と違う。。。
月5万どこいった
資料をよく見てみると60代70代は90%以上が持ち家だそうです。
ということは家賃は入っていないんでしょうか。
この年代でローンが残っている人は少ないでしょうし、家賃抜きでこの支出はなんだか多い気がします。
すでに引退している無職世帯で見てみましょうか。
65‐69歳の消費支出は280,010円。
70‐74歳は249,589円。
75歳以上は220,810円となっています。
いずれも先ほどと同様に2人以上世帯です。
65歳以上の夫婦のみに絞ると236,696円。
65歳以上の単身者に絞ると143,139円です。
年間だと夫婦で2,840,352円、単身者で1,717,668円。
こう見ると少し現実的ですね。
支出内訳
意外と金額が高かったので内訳が気になります。
いったい何にお金を使っているのでしょうか。
同じ資料で見てみました。
下が65歳以上の夫婦で上が単身者です。
高齢者なので医療費が大きくかかるのかと思いましたが、全体的な割合は夫婦で6.6%、単身者で5.7%でした。
そこまで大きな支出ではないようです。
一方で最も大きかったのが【食費】でそれぞれ28.6%、26.2%。
老いると食が細くなるというのは嘘だったのでしょうか。
外食で高級なものを食べている可能性もありますね。
次いで大きいのは【交際費】【交通・通信】あたりでしょうか。
歳を取ると車などの移動手段が難しいので、公共交通機関を使っているのかもしれません。
もしくはタクシーですね。
ここら辺がかさばる要因かもしれません。
一般的に支出の大半を占める【住居費用】は65歳以上では少ないので持ち家の人ばかりなのでしょうね。
家賃派の人は注意しないといけません。
ただ全体的に株クラから見れば使いすぎのようにも感じますので、工夫すればもう少し節約できそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本日は老後にお金がかからないのは本当かというお話をしました。
データを見ると単身者のほうが支出が少なく、歳を追うごとに支出が少なくなっているのが見てとれます。
現在祖母は80歳で持ち家に一人暮らし。
あながち月に5万というのも嘘じゃないのかもしれません。
ただこれは持ち家があってこそ。
家賃派の私は少し考えるいい機会になりました。
- 高齢者の平均支出
- 支出内訳
それじゃあ今日はこの辺で。。。
レッツFIRE転生!!